2007年03月09日

おいしい天然水

また、細胞には細胞分裂、遺伝子発現、代謝などの能力が備わっている。細胞分裂は細胞が増殖を行なう手段であり、遺伝と進化の基本現象となる。遺伝子発現は DNA が持つ遺伝情報がタンパク質などの機能物質へと変換される過程である。代謝は原材料となる物質を摂取し、それを細胞の構成要素の構築やエネルギー生産に利用したり、その副産物を放出したりする現象であり、生物の恒常性を維持する基本的な機構である。

このことを言い換えれば、細胞は生命現象を示す、つまり細胞そのものが生きていると言うことである。細胞が生命の単位とも言われるのは、そのためである。

細胞はその内部構造から原核細胞と真核細胞に分けられる。これらの最も大きな差異は細胞核の有無である。原核細胞には真正細菌と古細菌が含まれ、真核細胞は真核生物が含まれる。また、原核細胞から構成される生物をまとめて原核生物と呼ぶ。これら3種類の生物群はドメインと呼ばれる最も上位の分類群で、進化的には古細菌と真核生物が近く、真正細菌が離れている。

原核細胞は真核細胞に比べ、構造が単純である。原核細胞は単細胞生物や群体をなす生物に限定して見ることができる。真核細胞は、その細胞膜の内側に細胞小器官を有する。ミトコンドリアと葉緑体は細胞に取り込まれた真正細菌が共生したものに由来すると考えられている(細胞内共生説)。単細胞の真核生物は非常に多様な種類があるが、群体や多細胞生物の種類も多い。(多細胞生物の中に含まれる界である動物界、植物界、真菌は全て真核細胞生物である。) なお、原核細胞を裸核細胞、真核細胞を被核細胞と呼ぶこともある。
posted by マーメイド at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | くじが当たった | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする